ほんとうの社会科

歴史、政治、皇室の話を中心に日々思うことを書きます。

戦後の総理大臣が覚えられへん!という方へ(後編)

このシリーズもラストです。

前回までのおさらい。戦後の権力者の流れを以下に記しています。

 

① 吉田茂鳩山一郎
② 岸信介池田勇人佐藤栄作(それぞれ鳩山一郎吉田茂の後継者)
③ 三角大福中(田中角栄が実質的な支配者)
④ 竹下登経世会全盛期)
⑤ 小沢一郎(細川連立政権時代。自民党は野党)
⑥ 竹下登自民党社会党の連立~90年代後半)

 

平成に入ってからは、④竹下登の支配が続き、細川連立政権が誕生したことで⑤小沢一郎の時代となりますが、それも一瞬で終わり、⑥またもや竹下登に覇権が移ります。

 

しかし竹下登が年齢を重ねるごとに経世会の力は徐々に弱くなっていきます。

 

そして2000年代に入って経世会から権力を奪還した人が現れます。

 

経世会の次の時代

竹下登率いる経世会から権力を奪取した人がいます。

 

それが小泉純一郎です。

 

小泉純一郎は、世論の圧倒的な支持率を背景に、それまでの自民党の古いやり方も変え、道路公団や郵政の民営化も進めていきます。

 

小泉純一郎自民党の中では清和会という派閥出身です。長年自民党の主流派は経世会でしたが、小泉純一郎が首相の時代に自民党の主流派は清和会になるのです。

 

小泉純一郎経世会がめっちゃ嫌いで、その勢いを削ぐことに力を注ぎました。

 

よく「自民党をぶっ壊す!」と言っていましたが、

 

あれは

 

経世会をぶっ壊す!」という意味でした。

 

こうして小泉純一郎の時代に清和会が新たに権力を握り、その後も清和会出身の総理大臣、安倍晋三福田康夫が誕生します。

 

しかし2000年代後半に入り、清和会から権力を奪う人が現れるのです。

 

それは誰?

 

清和会の次

 

清和会から権力を奪う人、それが

 

小沢一郎です。

 

民主党政権の誕生によって、またもや小沢一郎が権力を握るのでした。

 

小沢一郎、90年代の細川連立政権を誕生させ、権力を握りましたが、当時は1年も持たずに崩壊。

その後、竹下登に権力を奪われ、野党の少数政党として活動していました。

そんな小沢一郎は2000年代に入り、民主党に加入、そして民主党の代表にまで登り詰めます。

そして民主党の代表に就任してからは、民主党を選挙に勝てる組織に育て、ついに2009(平成21)年、民主党自民党から政権を奪取するのです。

 

こうして再び小沢一郎の時代が来たのですが・・・

 

民主党政権

国民から失望を抱かれ、3年で幕を閉じます。

 

民主党の中にも、反小沢と呼ばれる人たちがいて、小沢一郎も最終的には民主党を出ていきます。

 

そして、民主党から自民党へ政権が移り、再び清和会の時代が来るのです。

 

安倍晋三が総理大臣

 

2019(令和1)年11月現在も、安倍晋三が総理大臣です。自民党の清和会支配が続いています。

 

ではこれからどうなるのか?

 

清和会支配がこのまま続くのか、それとも新たに権力を握る人が現れるのか。

 

今後の政治には目が離せませんね。

 

ということで、最後に戦後の権力者の流れを押さえておきましょう!!

 

① 吉田茂鳩山一郎

② 岸信介池田勇人佐藤栄作(それぞれ鳩山一郎吉田茂の後継者)

③ 三角大福中(田中角栄が実質的な支配者)

④ 竹下登経世会全盛期)

⑤ 小沢一郎(細川連立政権時代。自民党は野党)

⑥ 竹下登自民党社会党の連立~90年代後半)

⑦ 清和会(小泉純一郎時代)

⑧ 小沢一郎民主党政権

⑨ 清和会(安倍政権)